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保険の治療  (つづき)



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<歯周病>

虫歯なんかないよ、歯医者なんて行ったこともない、という人も多いと思いま すが、そんな人も油断していると「歯周病」の落し穴にはまることがあります。 歯周病のこわいところは、なんの症状もなくじんわり進行し、痛いと気づいた ときにはもう手遅れになりやすいところです。手遅れというのは最悪の場合、 全部の歯が痛くて噛めないが、治療は抜くことしかない、という状態です。
「歯なんてどうでもいいよ」と思っていても、歯がなくなるとほんとうに噛め なくて食事のたびにみじめな気分になり、とても後悔します。 よりよい自分の人生のために、歯周病だけはきちんとチェックしておきましょう。

       
    [歯周病に気づく]
  
   上の図は一見、問題がないように思うかも知れません。でも、こんな 歯ぐきをしていたらすぐに歯周病の治療をはじめてください! 痛くなくても、出血しなくても、歯ぐきは腫れています。根が露出し ています。そのまわりに歯石がついています。 「歯石なんかついてたっていいじゃない」と思っていても、歯石は ばい菌の棲み家です。歯ぐきが、ばい菌の出す毒に24時間さらされます。
  
痛くなくても、出血しなくても、歯周病はどんどん進行して行きます。 歯ぐきの中は下の図のようになっていることが多いです。
  
歯ぐきの中、根の表面にべったり歯石がついています。歯ぐきの中で 骨を溶かしながら下へ、下へと歯石がべったり成長して行きます。 健康な歯ぐきと比べると違いは一目瞭然です。 上図のいちばん左の歯が健康な歯の根面外観で、いちばん右の歯が 歯周病の歯ぐきの中の様子です。
      
       
       
    [歯周病の治療]
       
治療は、歯ぐきの中の歯石を取り除くことです。取っても1ヶ月放置 すると元どおりばい菌が棲みつきやすくなりますので、はじめは毎週 のように通院が必要です。 歯ぐきの下の歯石を取り除いたのが下の図です。
  
約1ヶ月通院するとあとは月に1回程度の通院で済みます。 3ヵ月ぐらい経つと、根のまわりの骨が締まってきます。
  
上図にあった根のまわりの黒い溝がなくなり、下図のようになります。
  
3本の歯に引いた糸のような赤いラインが歯ぐきのラインです。 治療して半年ぐらいすると、歯ぐきが締まってきます。 治療直後のラインと比べるとラインの位置が下がっています。
  
下図のようになると歯周病は治ったことになります。
  
       
えっ、これで治ったの?と思う方も多いでしょう。そうです、 骨が残っている高さまで歯ぐきが下がるのが歯周病の治ゆです。 歯ぐきが下がるのは歯周病の後遺症だと思ってください。
  
手遅れのときは最悪の場合、治療は抜くしかない、と先ほど言い ました。全部溶けてしまって骨が残っていないときは、ほんとうに 手の施しようがないのです。
       
だから、早期発見・早期治療が大切なんです!

   治療後の維持管理も大切です!

       
       
  1回目    3割窓口負担 1140円
         1割窓口負担  380円
    (2020年10月現在 保険点数  380点)
  2回目    3割窓口負担  440円
         1割窓口負担  150円
    (2020年10月現在 保険点数  148点)
  3回目    3割窓口負担  410円
         1割窓口負担  140円
    (2020年10月現在 保険点数  138点)
  月1回    3割窓口負担 1270円
         1割窓口負担  420円
    (2020年10月現在 保険点数  424点)
 ※残っている歯の本数、治療の部位、などにより多少料金は前後します。
   
       
再生療法も進み、後遺症をのこさない形で歯周病を治すことも可能 な時代になりました。しかし、再生療法が効果を発揮するにはいく つかの条件が整っていないといけません。
手遅れのものでも抜かずに済むような技術が開発されればよいの ですが、まだまだそこまで進歩していません。
         
  

上記点数に初再診料や必要な検査・処置料がつきます。
初診の場合261点〜953点、再診の場合も53点〜263点と幅があります。
また、保険証がない場合には当院では、上記点数×10という値段で同じ治療を受けることができます。



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